電動アシスト化 ミニカー登録 リカンベントトライクへの道:補強関係②

続き。

  1. フロント泥除けステー(電動化対応強度)
  2. テールランプ取付パイプ&ステープレート
  3. ブレーキレバー、スイッチ穴空け加工

まず、フロント泥除けステー(フェンダーを支える部品)。

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こんな感じに、高さ調整機能付きのステムを使って、タイヤ上部にステーを設置。

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で、最初はこんな感じで、純正のフェンダーについている金具で固定してたんだけど、金具がやわすぎて、振動で破断。

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現在はこんな感じでフェンダーとステイを直接固定。

次にナンバープレートステイ。

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こんな感じで、後輪ハブ付近から後方に伸ばしたアームを作成頂きました。そこにナンバープレートやウィンカーなどを設置。

が、その後、いろいろ不都合(搬入出時に車体を立てたり)があり、ナンバーとライトの位置は変更。

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こんな感じで、ライト類はシート上端へ、ナンバープレートはシート右下部へ。

いずれも、Topeakのバーエクステンダーにて設置。

ブレーキレバーの穴開けは、

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こんな感じで、ブレーキランプ用のスイッチを引っかけるための穴を空けて貰いました。

まぁ、これも最近では、電動アシスト自転車用のブレーキレバーで、回生ブレーキ用のスイッチがついているのがあるから、そのあたりを流用出来そうですけどね。(このあたりとか

残りの…

  1. DC-DCコンバータ
  2. LEDリレー
  3. 制動灯スイッチ及びステー
  4. 主電源スイッチ及びボックス
  5. 配線マニュアル

については、まぁそのままなので解説は要らないかな?

ということで、最近の写真はこんな感じ。

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しまなみ海道と電動アシスト化リカンベントトライク

しまなみ海道はサイクリングで有名なのは周知の通り。

ここには北から

  1. 因島大橋
  2. 生口橋
  3. 多々羅大橋
  4. 大三島橋
  5. 伯方・大島大橋
  6. 来島海峡大橋

という、6つの橋があり、自転車・歩行者・原付(二種まで)が通れる道が整備されている。(さらに北に、尾道大橋・新尾道大橋があるが、前車は通行非推奨、後者は通行不可。なので尾道から向島へは渡船で渡ることになる。)

参考:http://www.go-shimanami.jp/cycling/cycling.html

これらの橋の内、4番・5番の大三島橋・伯方大島大橋は、その規制が「車両・二輪通行止め 125cc以下を除く」となっている。

つまり、ミニカーである我がミニカー登録電動アシスト化リカンベントトライク(長いから「ミニカートライク」で…)は、定格0.5kWなので、50cc以下と同じ扱い(0.6kW以下)ということで、ここを通ることが出来る。

ではそれ以外の橋はというと、「車両・二輪通行止め 125cc以下の二輪を除く」となっている。そう、三輪である我がミニカートライクは、ここを通ることが出来ないのだ… orz

これについて、関係各所に問い合わせたところ、規制の理由はその車幅にあると言うこと。

しかし、我がミニカートライクの幅は、輪距で70㎝ほど、ウィンカーなどの突起部を含む全幅でも90㎝ほどで、最も幅の広い原付(ホンダ ジョーカー)の93.5㎝よりも幅が狭い。

これは納得いかないし、是非とも通れるように、例えば「二輪」という制限では無く、「幅1m以下」とかに出来ないのか!? と、広島・愛媛両県・県警に問い合わせ・要望を出してみた。

そうしたら、広島県警から連絡を頂き、次のようなことが判明した。

  • 平成14年頃、全く同様の問い合わせがあった。(幅制限にして小型のミニカーを通れるように出来ないか、という内容であったようだ)
  • その際は、広島・愛媛両県や本四高速など、関係各署が集まり、実寸大の段ボールまで持ち込んで検証・検討を行ったとのこと。
  • 対策として、人車を分離するブロックを削ったり、数カ所に離合用の待避所を作るなどの方法も検討したとのこと。
  • しかしながら、構造的にすべての橋を対策することは難しく、また根本的に構造に関わるような改修は予算的にも困難であるということで、残念ながら見送ったとのこと。
  • なお、我がミニカートライクより幅のある原付については、二輪であれば傾ければ離合は可能であるという判断らしい。

まったく、似たようなことを考える人はいるもんだね。

ご連絡を頂いたご担当の方からは、我がミニカートライクの写真や動画を見て個人的には問題無さそうだし通してあげたいのだが、環境が当時と変わったわけでは無く、対応は難しい。申し訳ない。と丁寧にご説明頂いた。

というわけで、ミニカーという法的区分になる我がミニカートライクは、当面はしまなみ海道は通しで走ることは不可能である状況は変えがたいようだ。残念である。

なお、一部ルートにはフェリー等船でアクセス出来るのだが、すべての島に都合良く航路があるわけでは無いため、代替策とはならない。

また本件とは関係無いが、フェリーに於いてはミニカーは不遇である。大抵、普通車と同じ料金体系となり、大型二輪よりも遙かに高額になる。誠に遺憾である。

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電動アシスト化 ミニカー登録 リカンベントトライクへの道:補強関係①

  1. ステアリング・タイロッドアーム溶接補強
  2. リアエンド、シャフト脱落防止プレート
  3. 工業用プーリー及びチェーンホース固定プレート
o3-labでの手配品の続き。今回は、上記の3つのご紹介。
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丁度良い写真を撮り損ねてしまったのだけれど、この前輪を取り付けている部品。1・2枚目が施工前、3枚目が施工後。黒い部分の一番底の部分を、溶接補強してあります。これは、ハンドルとを繋ぐタイロッドアームが接続される部分で、速度が出たときにハンドリングの負荷が掛かりやすいところで、o3-labの方の経験から補強する必要があると判断されたようです。
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こちらは、「シャフト脱落防止プレート」。クイックリリースが意味なくなるのだけれど、クイックリリースの所に銀色の丸いプレートを挟んで、強い動力が掛かった際に、写真右下方向へ車軸がずれて脱落するのを防止。代償として、クイックリリースを緩めただけでは外れず、スルーアクスルのようにクイックリリースのネジを外さないと抜けなくなっています。
ある意味、疑似スルーアクスル化?
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こちらはプーリー。右側が純正。左側の工業用プーリーに差し替えます。ネジピッチが若干異なるのは、無理矢理ねじ込みます(ぉw
こちらも、耐久性の問題で補強とのこと。

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電動アシスト化 ミニカー登録 リカンベントトライクへの道:モーターとバッテリー

  1. モーター(Bafang BBS02 500W 48V)
  2. 52V 40Ah カスタムビルド・バッテリー
  3. 52V用カスタム充電器
ということで、まずは電動アシスト化における基幹部品たる、モーターとバッテリー。
ぶっちゃけ、上記リンク先の内容を読めばモノについては説明完了なわけで、もの自体の説明は丸投げで終わり。
大まかな留意点としては、電動アシスト化で「ミニカー」枠に収めるためには、定格出力が600W未満という法的制約があると言うこと。
Amazonなどで売っている自転車用モーターはいろいろあって、これ以上の750Wやら1000Wやらもあるんだけれど、そうすると登録が「側車付き軽二輪」という区分になるので注意。あと、パワーが上がるほど、車体強度や安全性も十分に注意しないといけなくなってくる。なにせ、規格上は、側車付き軽二輪になると、高速道路まで走れちゃう(あくまで規格上は、ね)ことだし。
それと、40Ahというバッテリーの容量について。
ロードバイクなどのサイクリングで25km/h程度の巡航についていこうと思うと、概ね125~250W程度の出力で走ることになるらしい。
250Wの場合で8hの走行時間を確保すると、40Ahになる、という計算。(250W÷50V×8h)
まぁ、実際に8時間も走り通しという機会はまず無いと思うけど…
なお、バッテリーが48V仕様ではなく52V仕様なのは、上記リンク先を読んで下さいな。

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電動アシスト化 ミニカー登録 リカンベントトライクへの道:法令上の制約

個々のパーツについて触れる前に、リカンベントトライクならびにその電動アシスト化における法令について簡単に整理。
まず、リカンベントトライクだが、大抵は「普通自転車ではない自転車」に分類される。
法律上(道交法、道路運送車両法)、自転車という区分があるが、これのうち「長さ190㎝、幅60㎝」におさまるものを「普通自転車」いう。
何が違うのかというと、簡単に言えば、普通自転車ではない自転車は、歩道を走れない、ということ。
リカンベントトライクは大抵の場合、このサイズには収まらないので、「普通自転車ではない自転車」ということになる。
次に、これを電動アシスト化した場合にどうなるか。
電動アシスト化した際に、「自転車」として扱われるためには、日本に於いてはアシストの補助率で規定されており、最大200%で、10km/hを超えると徐々に下がり、24km/hで補助が0になる必要がある。
なお、海外では、出力(欧州では250Wらしい)で決まっていたりする。
この制限を超えた場合には自転車ではなくなり、原動機付き自転車などになっていくことになる。
リカンベントトライクの場合、モーターの出力が250W以上600W未満の場合、ミニカーという区分になる。これを超える出力の場合には、側車付軽二輪という区分になる。
ミニカーというのは、走ると(道交法)普通車、停まると(道路運送車両法)原付として扱われ、登録は原付と同じ市役所で自賠責保険も原付と同じ。任意保険も大抵はファミリーバイク特約などでカバー可能。走行時は普通車と同じなので二段階右折無しでヘルメットも不要(した方が良いと思うけど)。ただし高速道路は走れない。(走ろうとも思わないw)
法令関係をざっとまとめるとこんな感じ。ということで、これらを踏まえて、各パーツ等を解説していこうと思う。

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電動アシスト化 ミニカー登録 リカンベントトライクへの道:手配した物の一覧

さて、o3-labにTrike Xの電動アシスト化キットを発注したんだけれど、まずはそれに含まれているもの、それ以外に必要な物を列挙しておく。
  1. 注文に含まれる物
    1. モーター(Bafang BBS02 500W 48V)
    2. 52V 40Ah カスタムビルド・バッテリー
    3. 52V用カスタム充電器
    4. ステアリング・タイロッドアーム溶接補強
    5. リアエンド、シャフト脱落防止プレート
    6. 工業用プーリー及びチェーンホース固定プレート
    7. フロント泥除けステー(電動化対応強度)
    8. テールランプ取付パイプ&ステープレート
    9. ブレーキレバー、スイッチ穴空け加工
    10. DC-DCコンバータ
    11. LEDリレー
    12. 制動灯スイッチ及びステー
    13. 主電源スイッチ及びボックス
    14. 配線マニュアル
  2. 注文に含まれず、別途自分で調達する必要がある物
    1. LEDヘッドライト
    2. LEDウィンカー
    3. テールランプ&ブレーキランプ&ナンバープレート・ホルダー
    4. 12Vホーン
    5. 集合スイッチ
    6. バックミラー(と、取り付け用クランプ)
    7. 反射鏡(前と後)
それぞれについては、別途個別に説明していこうと思う。
基本的には、電動化と、それに伴って人力以上の負荷が掛かることに対する補強、それと法令対応のための保安機器ということになる。
法令に関してもまた別途。
※つづく

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電動アシスト化 ミニカー登録 リカンベントトライクへの道:決断

さて、リカンベントトライクを手に入れた物の、最初は手探りで使い方を模索。
まぁ乗りと勢いで手に入れてしまったので、普段使いのしかたと、電動化にあたっては先に挙げた課題の解決が必要。
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まずは自室内での保管についてだけど、写真のとおり、やっぱりでかい。
が、なんとかエレベーターは立てて載せられたし、廊下もこの通り。ここから部屋までの廊下が一番の難題だったけど、まぁなんとか横にして持ち上げることで通過することが出来た。(半ば無理矢理な気もするが…)
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このとおり、他の自転車2台の前になんとか搬入が可能に。まぁ、室内での保管方法は
これでは場所を取って仕方が無いのでもちっとなんとか考えないとならないとは思うが。
次は移動方法。
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最初は色々試行錯誤して、ルーフキャリア+サイクルキャリア×3で屋根に乗せての移送していた。
しかし、この方法は虫対策などの他、積み卸し作業の方法にも課題が多く、スライドバーを導入したり脚立を用意したりと積み卸ししやすい様に色々と工夫もしてみたけれど、重たい車体を高いところへ持ち上げなければならないという根本的な問題は解決できないでいた。
車重20kg弱のノーマル状態ですら大変なのに、ここから更に重量が増加する電動化状態に至っては、この積載方法では早々に破綻(めんどくさくなる)こと請け合い。
知人はワンボックスタイプのミニバンでリカンベントトライクを車内積載していたが、自分のTrike Xよりもショートホイールベースの車種にも関わらず、後輪が運転席と助手席の間まで達していた(フェアリングが付いてはいたが)。
そんな中最初は出来るとは思っていなかったが、よくよく寸法を測ったりしているうちに、「あれ? これ、もしかして、入るんじゃね?」と思い始めてしまった。
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そう。入ってしまったのだ、車内に。恐るべし、SUBARU レヴォーグ。
車内積載するために、シートの高さ調整を四苦八苦したが、最終的にはシート取り付け部品の角度をアクロバティックに調整することで、「姿勢が寝過ぎず、なおかつ高さを抑える」事に成功。
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こんな感じ。(Trike Xの所有者にしかわからんかもしれんがw)
なお、後輪の位置はというと…
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けっこう奥まで来る^^;
これにより、やや苦しくはあるが、自室内への保管と、車載による輸送手段の確保という2つの課題がクリアされることとなった。この高さであれば、多少重くなっても積み卸しが出来ない高さではないしね。
最後の課題であるコストについては… まぁ、リカンベントトライクを入手してしまった時点で、もう後には引けないでしょう(笑)
というわけで、早速、o3-labにコンタクトを取ることに。Trike Xの廃盤後、車体を含むDIYキットも販売終了していたが、車体を含まないキットを売って貰えるかどうかの打診を行う。
もちろん、問題無いということで、モーターとバッテリーを含む車体抜きセットを発注することに。
細かいことはいろいろあるので後述したいと思うが、まずは電動アシスト化をスタートすることになった。
【蛇足】
なお実は、自分が中古で購入したTrike Xには、初期状態でこんなヘッドレスト(ネックレスト)が付いていた。
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(写真でわかるだろうか)
これ、o3-labで販売されたTrike Xについてるオリジナルパーツじゃないかと思うんだよね。縁なのかなぁ。
※なお、自分には取り付け位置的に合わなかったので外してしまったが。
※つづく

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電動アシスト化 ミニカー登録 リカンベントトライクへの道:出会い

さて、漠然と電動アシスト化ミニカー登録リカンベントトライク(以後、「ミニカートライク」で… --;)が欲しいと思い始めたはいいものの、所有するにはいくつか課題があってなかなか踏み込めないでいた。
その課題とは…
  1. 値段
  2. 保管場所
  3. 輸送手段
の3つ。
1つめの値段。
o3-labのサイトにも載っているけど、ベース車両のPerformer Trike Xが約16万円なのに対し、車体を含むDIYキット(バッテリー、保安機器含まず)でも30万円、フル装備の完成車で65万円という価格。10万ちょっと出してロードバイク(入門)を買ったばかりなので、なかなか手が出せないでいた。
2つめの保管場所。
幅70㎝ほど、長さ2mほどというサイズは、室内保管するには独身マンション住まいにはなかなかハードルが高い。部屋の前までの搬入経路、エレベーターに載るか、そして一番のハードルは、玄関入ってから保管すべき部屋までのルート。なかなかに廊下が狭く、廊下との境の扉の枠が結構なハードルとなる。
3つめの輸送手段。
輸送手段がないと、家の近所しか乗れなくなってしまう。
当然輪行は不可。とすると車載しかないわけだけど、所有している車のサイズや駐車場の位置や積載作業場所などにも影響を受ける。車に載らなきゃトレーラーとか屋根の上とかあるけれど、それらもかなり制約が多い。
ということで、うだうだと悩みつつ月日は流れることに。
そうするうちに、o3-labのサイトで悲しいお知らせが。
なんと、ベース車両のPerformer Trike Xが廃版になってしまったのだ。
もちろん他の車両でも電動化は出来るだろうけれど、先駆者と同じ車両がなくなってしまったのは痛い。o3-labでも、完成車・DIYキットともに販売終了となってしまったままである。
これはミニカートライクへの道は大きく遠ざかってしまったか… としばらく失意の底に沈むことに。
が! 今年(2018年)9月末頃、たまたま情報を探していて運命の出会い(笑)をすることになる。Performer Trike Xの中古(ほぼ新古)車がヤフオクに出品されているのを見つけてしまったのだ。しかもパーソナルカラー(笑)の赤。
これはもう落とすしかないと気合いを入れ、速攻でサイズを確認して、計算上は今の所有車の屋根にサイクルキャリアを乗せることで積載が可能なことをチェック。
落札確定してもいないのにルーフキャリア・サイクルキャリアを発注し、o3-labでの販売価格を上回る価格で落札!(組み立て整備費用他を考えたら安いが)
さらに落札直後の週末に、出品者である静岡のリサイクルショップまで広島から取りに行くという気合いの入れよう。
なお、サイクルキャリアが取りに行く日までに届かず、出発時に最寄りの宅配営業所止めに変えて貰ってピックアップし、途中のサービスエリアで取り付けるというアクロバティックなスケジュールまで敢行(笑)
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ということで、まずはベース車両となるPerformer Trike Xを手に入れることとなった。
なお、リサイクルショップの店員さん曰く、前オーナーは数回しか乗っていないとのことで、タイヤもほぼ新品状態であった。
※つづく

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電動アシスト化 ミニカー登録 リカンベントトライクへの道:序

最近blogなんて書いてなかったなぁと思いつつ、久々にカキコしてみようかと。
というのも、最近、三輪自転車であるリカンベントトライクの電動化改造なんてものにチャレンジしているのだけれど、そもそもリカンベント自体がニッチだし、更にトライクなんて(少なくとも日本では)もっとニッチだし、それの電動(アシスト)化なんて、もうね。検索してもほとんど情報が出てこないくらい。
ということで、仲間増やしを目的に、少しでもウェブに情報を流していこうかな、と。
で、まずはなんでそんな物が欲しくなったのかという所から綴っていこうかと。
さて、社会人になって最初に自転車を買ったのは、2008年初頭、折りたたみ自転車であるR&M BD-1(現 Birdy)2008年モデルを購入したところから。
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当時勤務先であった、横浜のランドマークタワーまで、ダイエットがてらチャリ通して、疲れたら折り畳みで輪行すればいいやということで導入。
その後、それだけではもったいないと、あちこちポタリングをすることになり、毎年GWにしまなみ海道を走るように。
しばらくして2015年。まさかの転職にて広島の福山在住になったことをきっかけに、しまなみ海道が近いからということで、GIANTにてロードバイクを購入。DEFY2
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4月1日から勤務開始で、そのわずか4日後のことである(笑)
で、あちこちポタリング・サイクリングにまったりと走り回るようになったわけだけれど、素人にはやや長距離であるしまなみ海道(片道80km)などを走ると、折り畳みでもロードでも、ケツと、そして特に腰が痛くなることが頻発。痛くならずに走れる距離は、概ね40kmというところ。
これではつまらない。さらにいずれの自転車もそれなりにスポーツタイプと言うことで、前傾姿勢で乗る。するとやはり、「景色を楽しむ」という視界ではなく、視界の大半を路面が占めることに。
別に「早く」走りたいわけではなく、適度な運動と適度な速度、あとは観光地などを回りながらポタリングするのが好みなので、こういった視界やら距離の制限やらが課題となっていった。
そんな折、色々調べていて出会ったのが、リカンベントというタイプの自転車。
これは、その名の通り仰向け、というか漕ぐ足を前に出して椅子に座るように視界がやや上向きになるような乗車姿勢の自転車。
更にその中で、安定性などからトライクという三輪の物に興味を持つように。
※さらに、タドポールという、前が二輪のタイプ。
これならば、腰が痛くなることが無く長距離を走れるし、さらには視界もやや上向きで、景色を楽しみながら走れるではないか、と。
が、このリカンベントトライク、一つ大きな欠点がある。ロードバイクなどいわゆる「普通」の乗車姿勢で乗る自転車では、登り坂ではペダルに体重を掛けて力を入れることが出来るが、リカンベントという前で漕ぐタイプの自転車に於いては、立ちこぎなどのように体重を掛けることが出来ない。
ただでさえ体重過多でロードバイクですら極端に登り坂を嫌う、というか登れない自分にとって、この問題は非常に重大な問題。10kgの米袋を1~2個、常に背負っていると考えて欲しい。それで坂を登るというのがどれだけか…w(痩せろ?(´・ω・`))
そんな中、調べていて出会ったのが、Private Laboratory o3の電動アシスト化(ミニカー登録)したリカンベントトライク。これだ!と確信することに。
※続く

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レヴォーグ D型 1.6L STI Sport 感想

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というわけで、先週納車になったレヴォーグ。2泊3日ほどロングドライブに行ってきたので、感想をまとめてみようかと思う。

比較対象は、こちら。

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インプレッサ S-GT(GH8)。2.0Lターボ240馬力 E-4AT 9年12万km乗りました。

外観

ノーマルモデルと比べてフロントマスクが若干古くさい気もしなくも無いが、まぁその辺は好みの問題か。最近のト○タみたいに、わけのわからんフロントグリルとか、無いよな…

LEDアクセサリーライナーは、最初は悪目立ちするかなと思ってはずそうかと思ってたんだけど、意外と日中や夕暮れ時などの視認性向上に悪くは無いかなと思ってきている。最近のはやりみたいだし、まぁ悪くは無いかな。

ということで、全体として悪くないと思う。

内装

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STI Sportのウリは、ボルドー基調の内装にもあると思うが、この色はアリだと思う。ただまぁ、本革かどうかは関係無く(あるのかな?)、やはり夏場は蒸れる。エアーを送れるシートカバーを付けるか悩み中。

あとは、シートベルトの受け口(なんて言うのかな?)が微妙に振動でカタカタ言うこと。シートベルトのクリップ(?)を付けた影響っぽいので、これは要対策検討。クリップ付けないと、ベルトのところが蒸れるんだよね…(´・ω・`)

その他、基本的に内装の質感は高く、満足。

基本性能

2.0Lターボ240馬力E-4ATから、1.6Lターボ170馬力CVTに変わったわけだけれど、これについては不満は無いというか、以前より快適。

まずパワーについてだけれど、そもそも以前の車でも240馬力をフルに発揮するような加速が必要だったかというと、山道での追い越しでさえそこまで要らないという… 170馬力でも全く問題無し。SIドライブをSモードにすれば、通常の山道なら3000回転行かずにぐんぐん登って行ってくれるし。

さらにいろいろ賛否が分かれるトランスミッション。MTでこだわる人ならまだしも、比較元がE-4ATの自分としては、CVTのスムーズな動きは逆に感動物。中途半端な坂道での中途半端なシフトダウンに悩まされること無く、とても快適。

ただ、ちょっと気になるのは… 気のせいかも知れないのだけれど、40km/h前後での緩加速において、何となくノッキングというか、不規則な前後振動を感じる気がする。レヴォーグのエンジンのノッキング問題は有名な話なので、これがそうなのかどうなのか。もう少し要観察という所。

ハンドリングや静音性は言うまでも無くものすごく快適。路面の凹凸は拾うけどトゲは無くまろやかな感じ。音も、エンジンがかかってるのが分からないほど…とは言わないけれど、本当に静か。

なお、燃費は、長距離をはしって13~14lm/L、街乗りで10km/L前後といったところだろうか。

アイサイト

まずは安全面から。衝突防止についてはもちろんまだ体験はしていないけれど、警告は何回か経験。

1つは、前走者が左折するとき、まだ左折しきってないで近づきすぎると、接近しすぎという警告が鳴る。ちょっと過敏かなぁという気がしないでも無いが、仕方ないところかな。

もう1つは、急カーブなどで何かの拍子に誤検知したのが2回ほど。何を検知したのかはわからん。

次に車線逸脱警報。左右の車線を逸脱しそうになると警告が鳴る。これは良いと思う。便利。分かっててやってるときは気にしなければいいんだしね。

そして最後に、「アイサイト・ツーリングアシスト」になった半自動運転機能。これは便利。高速道路に乗って、速度をセットすると、あとは目的地のインターまで、車線変更とジャンクションの処理くらいしかやること無し。ハンドルを持っていないと(10秒以上ハンドルにトルク入力が無いと)アラームが出るんだけど、片手をハンドルの下の方に添えて腕の重さを掛けてるだけで、左右どちらのハンドル回転にも抵抗がかかる=逆トルクがかかるので、それだけでハンドル保持を認識。「ツーリングアシスト」となってるけど、逆に半自動運転のハンドル操作を、人が多少フォローして滑らかさを追加してあげるというイメージ。

認識精度としては、主要な高速道路ならほぼ車線認識が途切れること無く走って行ける。ただしやっぱり完璧では無く、いくつかのシーンで認識が切れることがあった。

1つは、阪和道の南の方で対面通行区間。トンネル内の中央線が、ポールがあるためか汚れていて、オレンジも白も人の目でも見づらい状態。当然アイサイトも中央線側を認識できず、左側の線のみを認識。そこでトンネルの出口に来ると、逆光なども相まって認識が途切れることが2~3回。トンネル外はポールがあっても綺麗なんだけどね。何でだろうね。

あとは当然、田舎の自動車専用道などで白線の整備がされて無くて消えかかっているところで認識が切れることが2~3回。
これに関して、アイサイト・ツーリングアシストになって、車線が認識できなくなると前走者についていこうとするんだけれど、これが誤作動(?)して怖いシーンが一度。
片側2車線の道で白線が消えかかっていて車線認識が途切れた瞬間、前走者は居ないものの左車線のやや前側に車が1台。この状態でこの斜め前の車を前走者と認識したのか、急に進路を変えて左側の車の後ろにつこうという動作をした。突然車が左に進路を変えたのでびっくりして慌てて強制的に進路を戻す。人間の目にはうっすらと見える程度の白線があったので、何の前触れも無く突然左車線に車が勝手に進路を変更しようとしたような感じ。左に車が居なくて良かったよ。
ということで、完璧では無いので、かならずすぐに操作ができるようにというのは必須。自動運転Lv2なので、あくまでドライバーの補助だしね。

新名神でも設定可能速度の最大速度も試してみたけど、何の問題も無く快適に走行。

総じて、アイサイト・ツーリングアシストでのロングドライブは超快適。ほとんど自動運転。

ユーティリティ

運転席周りでは、給電用のUSBが出来たのはいいかな。ただ、スマホを置くと微妙に小物入れが狭いのが玉に瑕。サングラス置き場とあわせて、置き場は要検討、かな。

後部座席の4:2:4分割はまだ試してない。冬場にスキーに行くときに重宝するかな?

荷室については、スペアタイヤを積まなくなった代わりにサブトランクが出来たのが便利。これまで荷室に、900x400x150のツールボックスを積んでこの中に三角停止版など色々入れていたのだけれど、中身はほぼすべてこのサブトランクに収納できたので荷室がすっきり。これで簡単に自転車とかが積めるね。

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あとは、パドルシフトのシフトレバーが少し小さいことが不満かな。ハンドルの上の方を持った状態ではパドルに届かないので、写真のように延長するカバー(?)を付けてみた。ちょっと肉厚すぎるのが気になるけど、まぁ無いよりは良いかな、ということで。

それから、ステアリング連動のヘッドライト。これ、おもしろいね。夜間の山間部で左右に大きくハンドリングするシーンで良く分かったんだけど、思った以上に左右にぐりぐり動く。これは安全面でとても良い機能だと思う。

そうそう、あととても重要なのが、AVH。オートビークルホールドだっけか。これをONにすると、停車時に少し強めにブレーキを踏み込むと、あとはその状態を足を離しても維持してくれる。ブレーキランプもついたまま。信号が青の変わったらアクセルを踏むだけで自動的に解除。足が楽ちん。
今まではシフトをNにしてサイドブレーキを引いてたから、ブレーキランプは消えてたんだよね。これでより安全に足が楽できる。結構信号待ちとかでブレーキを踏み続けるのって、疲れるんだよね。
渋滞時や隘路での離合で停まったり動いたりを繰り返す場面ではOFFの方が良いと思うけど、通常の信号待ちなどではとても重宝。

とりあえず、わずか納車1週間でのインプレッションはこんなものかな。いや~、しかし最近の車は進化がすごいねぇ。
簡潔に感想をまとめると、「快適! 楽ちん!」 これに尽きる。

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