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2017年9月

レヴォーグ D型 1.6L STI Sport 感想

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というわけで、先週納車になったレヴォーグ。2泊3日ほどロングドライブに行ってきたので、感想をまとめてみようかと思う。

比較対象は、こちら。

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インプレッサ S-GT(GH8)。2.0Lターボ240馬力 E-4AT 9年12万km乗りました。

外観

ノーマルモデルと比べてフロントマスクが若干古くさい気もしなくも無いが、まぁその辺は好みの問題か。最近のト○タみたいに、わけのわからんフロントグリルとか、無いよな…

LEDアクセサリーライナーは、最初は悪目立ちするかなと思ってはずそうかと思ってたんだけど、意外と日中や夕暮れ時などの視認性向上に悪くは無いかなと思ってきている。最近のはやりみたいだし、まぁ悪くは無いかな。

ということで、全体として悪くないと思う。

内装

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STI Sportのウリは、ボルドー基調の内装にもあると思うが、この色はアリだと思う。ただまぁ、本革かどうかは関係無く(あるのかな?)、やはり夏場は蒸れる。エアーを送れるシートカバーを付けるか悩み中。

あとは、シートベルトの受け口(なんて言うのかな?)が微妙に振動でカタカタ言うこと。シートベルトのクリップ(?)を付けた影響っぽいので、これは要対策検討。クリップ付けないと、ベルトのところが蒸れるんだよね…(´・ω・`)

その他、基本的に内装の質感は高く、満足。

基本性能

2.0Lターボ240馬力E-4ATから、1.6Lターボ170馬力CVTに変わったわけだけれど、これについては不満は無いというか、以前より快適。

まずパワーについてだけれど、そもそも以前の車でも240馬力をフルに発揮するような加速が必要だったかというと、山道での追い越しでさえそこまで要らないという… 170馬力でも全く問題無し。SIドライブをSモードにすれば、通常の山道なら3000回転行かずにぐんぐん登って行ってくれるし。

さらにいろいろ賛否が分かれるトランスミッション。MTでこだわる人ならまだしも、比較元がE-4ATの自分としては、CVTのスムーズな動きは逆に感動物。中途半端な坂道での中途半端なシフトダウンに悩まされること無く、とても快適。

ただ、ちょっと気になるのは… 気のせいかも知れないのだけれど、40km/h前後での緩加速において、何となくノッキングというか、不規則な前後振動を感じる気がする。レヴォーグのエンジンのノッキング問題は有名な話なので、これがそうなのかどうなのか。もう少し要観察という所。

ハンドリングや静音性は言うまでも無くものすごく快適。路面の凹凸は拾うけどトゲは無くまろやかな感じ。音も、エンジンがかかってるのが分からないほど…とは言わないけれど、本当に静か。

なお、燃費は、長距離をはしって13~14lm/L、街乗りで10km/L前後といったところだろうか。

アイサイト

まずは安全面から。衝突防止についてはもちろんまだ体験はしていないけれど、警告は何回か経験。

1つは、前走者が左折するとき、まだ左折しきってないで近づきすぎると、接近しすぎという警告が鳴る。ちょっと過敏かなぁという気がしないでも無いが、仕方ないところかな。

もう1つは、急カーブなどで何かの拍子に誤検知したのが2回ほど。何を検知したのかはわからん。

次に車線逸脱警報。左右の車線を逸脱しそうになると警告が鳴る。これは良いと思う。便利。分かっててやってるときは気にしなければいいんだしね。

そして最後に、「アイサイト・ツーリングアシスト」になった半自動運転機能。これは便利。高速道路に乗って、速度をセットすると、あとは目的地のインターまで、車線変更とジャンクションの処理くらいしかやること無し。ハンドルを持っていないと(10秒以上ハンドルにトルク入力が無いと)アラームが出るんだけど、片手をハンドルの下の方に添えて腕の重さを掛けてるだけで、左右どちらのハンドル回転にも抵抗がかかる=逆トルクがかかるので、それだけでハンドル保持を認識。「ツーリングアシスト」となってるけど、逆に半自動運転のハンドル操作を、人が多少フォローして滑らかさを追加してあげるというイメージ。

認識精度としては、主要な高速道路ならほぼ車線認識が途切れること無く走って行ける。ただしやっぱり完璧では無く、いくつかのシーンで認識が切れることがあった。

1つは、阪和道の南の方で対面通行区間。トンネル内の中央線が、ポールがあるためか汚れていて、オレンジも白も人の目でも見づらい状態。当然アイサイトも中央線側を認識できず、左側の線のみを認識。そこでトンネルの出口に来ると、逆光なども相まって認識が途切れることが2~3回。トンネル外はポールがあっても綺麗なんだけどね。何でだろうね。

あとは当然、田舎の自動車専用道などで白線の整備がされて無くて消えかかっているところで認識が切れることが2~3回。
これに関して、アイサイト・ツーリングアシストになって、車線が認識できなくなると前走者についていこうとするんだけれど、これが誤作動(?)して怖いシーンが一度。
片側2車線の道で白線が消えかかっていて車線認識が途切れた瞬間、前走者は居ないものの左車線のやや前側に車が1台。この状態でこの斜め前の車を前走者と認識したのか、急に進路を変えて左側の車の後ろにつこうという動作をした。突然車が左に進路を変えたのでびっくりして慌てて強制的に進路を戻す。人間の目にはうっすらと見える程度の白線があったので、何の前触れも無く突然左車線に車が勝手に進路を変更しようとしたような感じ。左に車が居なくて良かったよ。
ということで、完璧では無いので、かならずすぐに操作ができるようにというのは必須。自動運転Lv2なので、あくまでドライバーの補助だしね。

新名神でも設定可能速度の最大速度も試してみたけど、何の問題も無く快適に走行。

総じて、アイサイト・ツーリングアシストでのロングドライブは超快適。ほとんど自動運転。

ユーティリティ

運転席周りでは、給電用のUSBが出来たのはいいかな。ただ、スマホを置くと微妙に小物入れが狭いのが玉に瑕。サングラス置き場とあわせて、置き場は要検討、かな。

後部座席の4:2:4分割はまだ試してない。冬場にスキーに行くときに重宝するかな?

荷室については、スペアタイヤを積まなくなった代わりにサブトランクが出来たのが便利。これまで荷室に、900x400x150のツールボックスを積んでこの中に三角停止版など色々入れていたのだけれど、中身はほぼすべてこのサブトランクに収納できたので荷室がすっきり。これで簡単に自転車とかが積めるね。

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あとは、パドルシフトのシフトレバーが少し小さいことが不満かな。ハンドルの上の方を持った状態ではパドルに届かないので、写真のように延長するカバー(?)を付けてみた。ちょっと肉厚すぎるのが気になるけど、まぁ無いよりは良いかな、ということで。

それから、ステアリング連動のヘッドライト。これ、おもしろいね。夜間の山間部で左右に大きくハンドリングするシーンで良く分かったんだけど、思った以上に左右にぐりぐり動く。これは安全面でとても良い機能だと思う。

そうそう、あととても重要なのが、AVH。オートビークルホールドだっけか。これをONにすると、停車時に少し強めにブレーキを踏み込むと、あとはその状態を足を離しても維持してくれる。ブレーキランプもついたまま。信号が青の変わったらアクセルを踏むだけで自動的に解除。足が楽ちん。
今まではシフトをNにしてサイドブレーキを引いてたから、ブレーキランプは消えてたんだよね。これでより安全に足が楽できる。結構信号待ちとかでブレーキを踏み続けるのって、疲れるんだよね。
渋滞時や隘路での離合で停まったり動いたりを繰り返す場面ではOFFの方が良いと思うけど、通常の信号待ちなどではとても重宝。

とりあえず、わずか納車1週間でのインプレッションはこんなものかな。いや~、しかし最近の車は進化がすごいねぇ。
簡潔に感想をまとめると、「快適! 楽ちん!」 これに尽きる。

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