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2018年12月

電動アシスト化 ミニカー登録 リカンベントトライクへの道:決断

さて、リカンベントトライクを手に入れた物の、最初は手探りで使い方を模索。
まぁ乗りと勢いで手に入れてしまったので、普段使いのしかたと、電動化にあたっては先に挙げた課題の解決が必要。
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まずは自室内での保管についてだけど、写真のとおり、やっぱりでかい。
が、なんとかエレベーターは立てて載せられたし、廊下もこの通り。ここから部屋までの廊下が一番の難題だったけど、まぁなんとか横にして持ち上げることで通過することが出来た。(半ば無理矢理な気もするが…)
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このとおり、他の自転車2台の前になんとか搬入が可能に。まぁ、室内での保管方法は
これでは場所を取って仕方が無いのでもちっとなんとか考えないとならないとは思うが。
次は移動方法。
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最初は色々試行錯誤して、ルーフキャリア+サイクルキャリア×3で屋根に乗せての移送していた。
しかし、この方法は虫対策などの他、積み卸し作業の方法にも課題が多く、スライドバーを導入したり脚立を用意したりと積み卸ししやすい様に色々と工夫もしてみたけれど、重たい車体を高いところへ持ち上げなければならないという根本的な問題は解決できないでいた。
車重20kg弱のノーマル状態ですら大変なのに、ここから更に重量が増加する電動化状態に至っては、この積載方法では早々に破綻(めんどくさくなる)こと請け合い。
知人はワンボックスタイプのミニバンでリカンベントトライクを車内積載していたが、自分のTrike Xよりもショートホイールベースの車種にも関わらず、後輪が運転席と助手席の間まで達していた(フェアリングが付いてはいたが)。
そんな中最初は出来るとは思っていなかったが、よくよく寸法を測ったりしているうちに、「あれ? これ、もしかして、入るんじゃね?」と思い始めてしまった。
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そう。入ってしまったのだ、車内に。恐るべし、SUBARU レヴォーグ。
車内積載するために、シートの高さ調整を四苦八苦したが、最終的にはシート取り付け部品の角度をアクロバティックに調整することで、「姿勢が寝過ぎず、なおかつ高さを抑える」事に成功。
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こんな感じ。(Trike Xの所有者にしかわからんかもしれんがw)
なお、後輪の位置はというと…
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けっこう奥まで来る^^;
これにより、やや苦しくはあるが、自室内への保管と、車載による輸送手段の確保という2つの課題がクリアされることとなった。この高さであれば、多少重くなっても積み卸しが出来ない高さではないしね。
最後の課題であるコストについては… まぁ、リカンベントトライクを入手してしまった時点で、もう後には引けないでしょう(笑)
というわけで、早速、o3-labにコンタクトを取ることに。Trike Xの廃盤後、車体を含むDIYキットも販売終了していたが、車体を含まないキットを売って貰えるかどうかの打診を行う。
もちろん、問題無いということで、モーターとバッテリーを含む車体抜きセットを発注することに。
細かいことはいろいろあるので後述したいと思うが、まずは電動アシスト化をスタートすることになった。
【蛇足】
なお実は、自分が中古で購入したTrike Xには、初期状態でこんなヘッドレスト(ネックレスト)が付いていた。
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(写真でわかるだろうか)
これ、o3-labで販売されたTrike Xについてるオリジナルパーツじゃないかと思うんだよね。縁なのかなぁ。
※なお、自分には取り付け位置的に合わなかったので外してしまったが。
※つづく

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電動アシスト化 ミニカー登録 リカンベントトライクへの道:出会い

さて、漠然と電動アシスト化ミニカー登録リカンベントトライク(以後、「ミニカートライク」で… --;)が欲しいと思い始めたはいいものの、所有するにはいくつか課題があってなかなか踏み込めないでいた。
その課題とは…
  1. 値段
  2. 保管場所
  3. 輸送手段
の3つ。
1つめの値段。
o3-labのサイトにも載っているけど、ベース車両のPerformer Trike Xが約16万円なのに対し、車体を含むDIYキット(バッテリー、保安機器含まず)でも30万円、フル装備の完成車で65万円という価格。10万ちょっと出してロードバイク(入門)を買ったばかりなので、なかなか手が出せないでいた。
2つめの保管場所。
幅70㎝ほど、長さ2mほどというサイズは、室内保管するには独身マンション住まいにはなかなかハードルが高い。部屋の前までの搬入経路、エレベーターに載るか、そして一番のハードルは、玄関入ってから保管すべき部屋までのルート。なかなかに廊下が狭く、廊下との境の扉の枠が結構なハードルとなる。
3つめの輸送手段。
輸送手段がないと、家の近所しか乗れなくなってしまう。
当然輪行は不可。とすると車載しかないわけだけど、所有している車のサイズや駐車場の位置や積載作業場所などにも影響を受ける。車に載らなきゃトレーラーとか屋根の上とかあるけれど、それらもかなり制約が多い。
ということで、うだうだと悩みつつ月日は流れることに。
そうするうちに、o3-labのサイトで悲しいお知らせが。
なんと、ベース車両のPerformer Trike Xが廃版になってしまったのだ。
もちろん他の車両でも電動化は出来るだろうけれど、先駆者と同じ車両がなくなってしまったのは痛い。o3-labでも、完成車・DIYキットともに販売終了となってしまったままである。
これはミニカートライクへの道は大きく遠ざかってしまったか… としばらく失意の底に沈むことに。
が! 今年(2018年)9月末頃、たまたま情報を探していて運命の出会い(笑)をすることになる。Performer Trike Xの中古(ほぼ新古)車がヤフオクに出品されているのを見つけてしまったのだ。しかもパーソナルカラー(笑)の赤。
これはもう落とすしかないと気合いを入れ、速攻でサイズを確認して、計算上は今の所有車の屋根にサイクルキャリアを乗せることで積載が可能なことをチェック。
落札確定してもいないのにルーフキャリア・サイクルキャリアを発注し、o3-labでの販売価格を上回る価格で落札!(組み立て整備費用他を考えたら安いが)
さらに落札直後の週末に、出品者である静岡のリサイクルショップまで広島から取りに行くという気合いの入れよう。
なお、サイクルキャリアが取りに行く日までに届かず、出発時に最寄りの宅配営業所止めに変えて貰ってピックアップし、途中のサービスエリアで取り付けるというアクロバティックなスケジュールまで敢行(笑)
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ということで、まずはベース車両となるPerformer Trike Xを手に入れることとなった。
なお、リサイクルショップの店員さん曰く、前オーナーは数回しか乗っていないとのことで、タイヤもほぼ新品状態であった。
※つづく

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電動アシスト化 ミニカー登録 リカンベントトライクへの道:序

最近blogなんて書いてなかったなぁと思いつつ、久々にカキコしてみようかと。
というのも、最近、三輪自転車であるリカンベントトライクの電動化改造なんてものにチャレンジしているのだけれど、そもそもリカンベント自体がニッチだし、更にトライクなんて(少なくとも日本では)もっとニッチだし、それの電動(アシスト)化なんて、もうね。検索してもほとんど情報が出てこないくらい。
ということで、仲間増やしを目的に、少しでもウェブに情報を流していこうかな、と。
で、まずはなんでそんな物が欲しくなったのかという所から綴っていこうかと。
さて、社会人になって最初に自転車を買ったのは、2008年初頭、折りたたみ自転車であるR&M BD-1(現 Birdy)2008年モデルを購入したところから。
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当時勤務先であった、横浜のランドマークタワーまで、ダイエットがてらチャリ通して、疲れたら折り畳みで輪行すればいいやということで導入。
その後、それだけではもったいないと、あちこちポタリングをすることになり、毎年GWにしまなみ海道を走るように。
しばらくして2015年。まさかの転職にて広島の福山在住になったことをきっかけに、しまなみ海道が近いからということで、GIANTにてロードバイクを購入。DEFY2
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4月1日から勤務開始で、そのわずか4日後のことである(笑)
で、あちこちポタリング・サイクリングにまったりと走り回るようになったわけだけれど、素人にはやや長距離であるしまなみ海道(片道80km)などを走ると、折り畳みでもロードでも、ケツと、そして特に腰が痛くなることが頻発。痛くならずに走れる距離は、概ね40kmというところ。
これではつまらない。さらにいずれの自転車もそれなりにスポーツタイプと言うことで、前傾姿勢で乗る。するとやはり、「景色を楽しむ」という視界ではなく、視界の大半を路面が占めることに。
別に「早く」走りたいわけではなく、適度な運動と適度な速度、あとは観光地などを回りながらポタリングするのが好みなので、こういった視界やら距離の制限やらが課題となっていった。
そんな折、色々調べていて出会ったのが、リカンベントというタイプの自転車。
これは、その名の通り仰向け、というか漕ぐ足を前に出して椅子に座るように視界がやや上向きになるような乗車姿勢の自転車。
更にその中で、安定性などからトライクという三輪の物に興味を持つように。
※さらに、タドポールという、前が二輪のタイプ。
これならば、腰が痛くなることが無く長距離を走れるし、さらには視界もやや上向きで、景色を楽しみながら走れるではないか、と。
が、このリカンベントトライク、一つ大きな欠点がある。ロードバイクなどいわゆる「普通」の乗車姿勢で乗る自転車では、登り坂ではペダルに体重を掛けて力を入れることが出来るが、リカンベントという前で漕ぐタイプの自転車に於いては、立ちこぎなどのように体重を掛けることが出来ない。
ただでさえ体重過多でロードバイクですら極端に登り坂を嫌う、というか登れない自分にとって、この問題は非常に重大な問題。10kgの米袋を1~2個、常に背負っていると考えて欲しい。それで坂を登るというのがどれだけか…w(痩せろ?(´・ω・`))
そんな中、調べていて出会ったのが、Private Laboratory o3の電動アシスト化(ミニカー登録)したリカンベントトライク。これだ!と確信することに。
※続く

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