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2019年1月

電動アシスト化 ミニカー登録 リカンベントトライクへの道:モーターとバッテリー

  1. モーター(Bafang BBS02 500W 48V)
  2. 52V 40Ah カスタムビルド・バッテリー
  3. 52V用カスタム充電器
ということで、まずは電動アシスト化における基幹部品たる、モーターとバッテリー。
ぶっちゃけ、上記リンク先の内容を読めばモノについては説明完了なわけで、もの自体の説明は丸投げで終わり。
大まかな留意点としては、電動アシスト化で「ミニカー」枠に収めるためには、定格出力が600W未満という法的制約があると言うこと。
Amazonなどで売っている自転車用モーターはいろいろあって、これ以上の750Wやら1000Wやらもあるんだけれど、そうすると登録が「側車付き軽二輪」という区分になるので注意。あと、パワーが上がるほど、車体強度や安全性も十分に注意しないといけなくなってくる。なにせ、規格上は、側車付き軽二輪になると、高速道路まで走れちゃう(あくまで規格上は、ね)ことだし。
それと、40Ahというバッテリーの容量について。
ロードバイクなどのサイクリングで25km/h程度の巡航についていこうと思うと、概ね125~250W程度の出力で走ることになるらしい。
250Wの場合で8hの走行時間を確保すると、40Ahになる、という計算。(250W÷50V×8h)
まぁ、実際に8時間も走り通しという機会はまず無いと思うけど…
なお、バッテリーが48V仕様ではなく52V仕様なのは、上記リンク先を読んで下さいな。

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電動アシスト化 ミニカー登録 リカンベントトライクへの道:法令上の制約

個々のパーツについて触れる前に、リカンベントトライクならびにその電動アシスト化における法令について簡単に整理。
まず、リカンベントトライクだが、大抵は「普通自転車ではない自転車」に分類される。
法律上(道交法、道路運送車両法)、自転車という区分があるが、これのうち「長さ190㎝、幅60㎝」におさまるものを「普通自転車」いう。
何が違うのかというと、簡単に言えば、普通自転車ではない自転車は、歩道を走れない、ということ。
リカンベントトライクは大抵の場合、このサイズには収まらないので、「普通自転車ではない自転車」ということになる。
次に、これを電動アシスト化した場合にどうなるか。
電動アシスト化した際に、「自転車」として扱われるためには、日本に於いてはアシストの補助率で規定されており、最大200%で、10km/hを超えると徐々に下がり、24km/hで補助が0になる必要がある。
なお、海外では、出力(欧州では250Wらしい)で決まっていたりする。
この制限を超えた場合には自転車ではなくなり、原動機付き自転車などになっていくことになる。
リカンベントトライクの場合、モーターの出力が250W以上600W未満の場合、ミニカーという区分になる。これを超える出力の場合には、側車付軽二輪という区分になる。
ミニカーというのは、走ると(道交法)普通車、停まると(道路運送車両法)原付として扱われ、登録は原付と同じ市役所で自賠責保険も原付と同じ。任意保険も大抵はファミリーバイク特約などでカバー可能。走行時は普通車と同じなので二段階右折無しでヘルメットも不要(した方が良いと思うけど)。ただし高速道路は走れない。(走ろうとも思わないw)
法令関係をざっとまとめるとこんな感じ。ということで、これらを踏まえて、各パーツ等を解説していこうと思う。

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電動アシスト化 ミニカー登録 リカンベントトライクへの道:手配した物の一覧

さて、o3-labにTrike Xの電動アシスト化キットを発注したんだけれど、まずはそれに含まれているもの、それ以外に必要な物を列挙しておく。
  1. 注文に含まれる物
    1. モーター(Bafang BBS02 500W 48V)
    2. 52V 40Ah カスタムビルド・バッテリー
    3. 52V用カスタム充電器
    4. ステアリング・タイロッドアーム溶接補強
    5. リアエンド、シャフト脱落防止プレート
    6. 工業用プーリー及びチェーンホース固定プレート
    7. フロント泥除けステー(電動化対応強度)
    8. テールランプ取付パイプ&ステープレート
    9. ブレーキレバー、スイッチ穴空け加工
    10. DC-DCコンバータ
    11. LEDリレー
    12. 制動灯スイッチ及びステー
    13. 主電源スイッチ及びボックス
    14. 配線マニュアル
  2. 注文に含まれず、別途自分で調達する必要がある物
    1. LEDヘッドライト
    2. LEDウィンカー
    3. テールランプ&ブレーキランプ&ナンバープレート・ホルダー
    4. 12Vホーン
    5. 集合スイッチ
    6. バックミラー(と、取り付け用クランプ)
    7. 反射鏡(前と後)
それぞれについては、別途個別に説明していこうと思う。
基本的には、電動化と、それに伴って人力以上の負荷が掛かることに対する補強、それと法令対応のための保安機器ということになる。
法令に関してもまた別途。
※つづく

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