東日本大震災

東日本大震災 被災地見学 帰路(おまけ)

さて、ずいぶん更新が遅れたけど… というか、もう1ヶ月経過したなw

2011.07.17

東北の被災地を見て回った帰り、北上から横浜まで帰るのに、まったりと一般道を走って帰ることにした。全部じゃないけど。

まぁその前に、ちょっとだけ南下して、前回見損ねたところに寄ってみることにした。

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平泉にある、柳之御所遺跡。ココの史料館が、前回来たときには月曜日で閉まってたんだよね。金色堂などに比べたらマイナーだと思うけど、歴史的な意味としてはこっちの方が重要な気がするんだよね。きちんと整備したらいいと思うのになぁ。

その後国道457号など仙台の内陸寄りを通りつつ、岩出山城跡によってちょっとがっかりしつつw 七ヶ宿街道を通ってなぜか米沢へ(笑) いや、ずっと国道4号をひたすら南下しても、つまらないじゃないっすか~。

Imgp3395 Imgp3396 ほぼ何も残っていない岩出山城跡

途中、喜多方では夕方17時頃の早めの夕飯ということで…

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列んで食べるのが嫌いな俺が、珍しく列んで食べてきました、喜多方ラーメンの坂内食堂。なんか最近、関東や関西にもチェーンで出店してる見たいね。ちなみに、お土産にも買って帰ったよ。

その後、国道121号をひたすら南下。

上三依塩原温泉口駅近くの国道400号との分岐から鬼怒川手前までの山奥川沿いワインディング区間、先行:ゴルフ、追走:スカイライン、最後尾:インプレッサ でバトル…じゃなくて、ちょっと気合いの入った走りを展開(ぇw いや、シフトはecoモードだし、踏んだわけじゃなくて、ちょっとコーナリングでハンドルを両手で持っちゃったりしただけだよ?(ナニw

日光から先、例幣使街道の杉の巨木の並木をずっと鹿沼まで下っていったんだけど、昼間とは違って夜はまた独特の雰囲気があるね。タダでさえ夜で暗いのに、街灯もなく、杉の巨木で周囲の灯りも遮られ、灯りは車のライトだけの漆黒の闇。そこを2車線道路とはいえ石垣の壁が路肩ギリギリまで迫り、しかもそれが延々と続く。しかも最後にシケインが待っている(笑) しかしまぁ、なかなかに趣のある道でいいね。

というわけで、鹿沼まで来て、さすがに都会を一般道で走ってもあまり面白くないので、高速に乗って帰宅。

朝9時20分に北上を出て、23時28分に横浜の自宅着。

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東日本大震災 被災地見学 大船渡・釜石

陸前高田のあとは、大船渡。

こちらは、駅前にちょろっと寄っただけ。もう17時半頃だったしね。

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駅に向かって、正面、左、右という順。駅が無くなってた。ここは港が1枚目の写真の奥の方にあるんだけど、そっちは酷かったのかな?

そのあと、さらに北上し、道の駅さんりくで休憩しつつ、釜石にも立ち寄り。

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港はほぼ工業地帯なんだけど、ご覧の通り。

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一応、メイン?の商店街は死んでは居ないみたいだけど……

というわけで、そろそろ日没ということで、被災地見学はココまで。

途中遠野で夕飯に担々麺を食べつつ…

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夜9時頃、岩手県は北上で泊。モンテインホテルというところに泊まったんだけど、屋上の露天風呂をタイミング良く貸し切りヽ(´ ▽ `)ノ これが温泉だったら最高なんだけどな~w

そんなわけで被災地を見てきたんだけれど、場所にも依るけど、屋根の高さを超えるような津波で一切合切流されたところなんか、もう「復旧」とか「復興」とかいうレベルじゃぁないよな、というのが感想。様々な震災以外の問題(高齢化とか過疎化とか財政難とかね)も含め、広域でのグランドデザインが必要だろうなぁ…

ところで、被災地、そんなに臭くなかったし、ハエもそんなには見かけなかったんだけど、場所や時間の問題かなぁ? 本格的に消毒する前だったと思うんだけど…

まぁ、そんなこんなな、被災地見学でした。次回は帰路。

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東日本大震災 被災地見学 陸前高田

また更新がだいぶ空いちゃった。

2011.07.16 15時過ぎ頃。陸前高田に到着。

Imgp3382 町の入り口から撮ってみた。何もない…

Imgp3383 道の駅(?)もご覧の通り。

Imgp3384 応急措置と思われる堤防。海岸沿いの公園は水没。

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その他、海岸近くからの町の眺め。ホント何もなくなってる……

次回、さらに北上します。つづく。

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東日本大震災 被災地見学 南三陸~気仙沼

さて、南三陸を出たあたりで…

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気仙沼線の陸橋はほぼ全てと言っていいくらい、こんな感じで落ちていた。

多分これは、清水浜駅あたりかな。

で、次は気仙沼。

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前半6枚が、湾の一番奥の西側、「港ふれあい公園」付近。

後半4枚が、さらにその奥、浜町や錦町というあたり。地盤沈下の影響で海面がギリギリに。満潮時は水没するっぽい感じだった。

後半は、モニュメントとして残そうという話が出ている、陸揚げされた船。このあたりはほとんど何もなくなってしまっていた…


より大きな地図で 東北被災地見学 2011-07-16 を表示

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東日本大震災 被災地見学 北上川河口から南三陸へ

更新が数日空いちゃいました。

さて、衝撃の女川町を通過して、午後2時前くらいには、北上川の河口付近に到着。

しかぁ~し! 北上川の河口にある橋は、「一般車両通行止め」(´・ω・`) 地図で1つ上流の橋を探してみると……… え? 7~8km上流ですか?(;´Д`) やられた~

というわけで、国道45号線まで西へ戻る。地図で見て貰うと分かるけど、すごい戻る(笑)

より大きな地図で 東北被災地見学 2011-07-16 を表示

途中、上品の郷(「じょうぼんのさと」よめねー!w)という道の駅で休憩・給油し、国道45号で北上川を渡ると… またすぐに通行止め(;´Д`) もっかい橋を渡り戻って、別の道で北上してから、気仙沼線に沿って南三陸町へ。

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有名な防災庁舎をはじめとした写真。ホント、何もない。この防災庁舎の屋根の上まで達した津波って、いったい… と、ひととき呆然としてしまった。

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東日本大震災 被災地見学 女川

石巻方面から女川町に入るところ、ちょうど女川高校があるところでバイパスと旧道に分かれるんだけど、旧道が町の真ん中へ入っていくので、そちらを進んでみた。

女川町の中心地域は、湾の奥の谷戸になっている地形にあるんだけど、ちょうど女川高校付近が峠になっていて、そこを過ぎると谷戸のてっぺんからまっすぐ降りていく感じになるんだよね。

で、その開け始めた位置から、いきなり周辺の住宅が無い。

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2枚目の写真で何となく分かると思うけど、ここ、そんなに海に近い低い場所じゃないよ?

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ようやく海近くまで降りてきたところの様子。

石巻の漁港周辺同様、港近くはもう跡形もない。鉄骨の建物すらご覧の通り。

しかし、最初の2枚の場所、Google Mapsの地形図を見ると、標高は20m程度。その地点の住宅が跡形もないということは、津波はその地点の住宅の高さ程度はあったことに。下手をすると30m近い高さまで来たのでないだろうか。

数字で10mとか30mとか、たしかにニュースなどで見たり聞いたりしたような気もするけど、ここでようやくそのすごさを実感。

まさに、「町が消えた」という印象。

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これらの写真は、女川町の中心地域から北、北上川手前までの各地の写真。最後の2枚は、石巻市雄勝町上雄勝付近。建物の上にバスが乗ってる…(´・ω・`)

というわけで、女川町付近でした。

つづく。

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東日本大震災 被災地見学 石巻

さて、東松島の次は石巻。

最初、工業港の方に行こうと思ったけど、途中で通行規制。仕方ないのでそのまま市街地に入るも、商業地域は1階が被害を受けたところがそこここに見受けられるものの、営業している店もあり、何とかなっている雰囲気。

このあたりで、一旦昼食。

んで… 旧北上川を越えて漁港方面に入った瞬間…

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この有様。ホント、な~んにも無くなってもーた、という感じ。

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石巻のやや東側。このあたりは建物は残ってるけど… という感じ。

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自衛隊の皆さん、お疲れ様です(ロ_ロ)ゞ

ということで、石巻はこんな感じ。

次は、衝撃の女川。

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東日本大震災 被災地見学 東松島(東名・野蒜)

仙台空港から、松島までは高速で北上。

松島付近は、あまり被害は見受けられず。(見た場所にもよるのかもしれないが…)

そのまま県道27号で海岸伝いに東へ。

松島湾側から、太平洋に面した東名(とうな)へと車を進めると、景色は一変する。

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1階部分を派手にやられた住宅。

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海岸? 湿地帯? と思いきや…

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同じ場所をカーナビで見ると、本来の海岸線は結構先。水没してしまった模様。

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こちらも、1階部分が大破した住宅。

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もっと太平洋岸に近い、野蒜(のびる)地区に至っては、建物はほぼ壊滅。(撤去した住宅も含むとは思うが…)

次回は、石巻。

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東日本大震災 被災地見学 仙台市宮城野区 -> 仙台空港付近

多賀城跡に寄り道したあと、本格的に見学スタート。多賀城から仙台空港まで、沿岸地域を南下した。仙台東部道路より海側ね。

宮城野区から仙台空港付近の、平野部に津波が押し寄せた映像が記憶に残っているあたり。県道10号は瓦礫撤去の作業車通行のために一般車の乗り入れ規制をしていたが、手前の市道・農道を通って邪魔にならないように見学。

このあたりは、おおよそ朝の9時台の様子。あちこちで瓦礫撤去作業が進められていた。

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塩釜港の南側付近。中央分離帯が波打っているのが分かるだろうか。津波だけじゃなく、地震の影響もあると思われ。

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田んぼ(畑?)は放置され、車やらなにやら瓦礫が散乱。一部は陥没?して水が貯まっている始末。

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このあたりは、おおよそ、住宅の一階部分の高さで津波を食らったようだ。建物は多くが外形をとどめているが、ひずんだり中がやられたりで、実質上は全壊に近いモノが多い。

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田んぼとおぼしき水たまりにこんなモノが…

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道路脇の柵も、水流でこんなにひん曲がっていた。先に見える信号は止まっている。

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船もこんな所まで。

こんな感じの風景が、仙台空港付近まで続いていた。仙台空港自体は、あちこち修理中の様子は見受けられるものの、ターミナルビルなどは大きな損傷は既に外観からはわかりにくい状態にはなっていた。周辺の施設はやはり一階部分が結構やられていたが。

この時点で結構な被害の状況が見て取れるのだが、この後、他の地区に行くと、この程度は序の口だったと言うことが思い知らされるのである。

つづく

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東日本大震災 被災地見学 おまけ

7/16(土) 被災地見学初日。

朝8時に宿を出て、被災地に向かう… 前にちょっと寄り道w

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多賀城跡前回来たときには、土砂降りの大雨で車外に出られずに、車から眺めるだけだったんだよね。多賀城市内に泊まったことだし、ついでに寄ってみた。

というわけで、被災地については、次回からw

つづく。

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